先輩からのメッセージ

介護医療院は生活の場。
楽しさをたくさん提供したい。

介護福祉士 内村 真由美

福岡県出身。母親の影響を受けて高校卒業後東福岡和仁会病院に介護士として入職。2019年10月に介護病棟から介護医療院に異動。「生活の場」であることを大切に、利用者様の離床やレクリェーションの充実に力を入れている。

母の影響で介護の道へ。働きやすいので仕事を続けられています

介護の仕事をしていた母の影響を受けて、東福岡和仁会病院で介護士として働き始めました。当時の介護現場は年配の仕事というイメージが強く、18歳だった私が入職したことは周囲に大変驚かれました。これまで長く仕事を続けられたのは、「家が近所」、「高齢者の方が好き」、「働きやすい職場」の3つが大きいです。 
介護福祉士の資格は働きながら取得しました。今のように実務者研修などなく、3年間の実務経験を経ることですぐに受験が可能でした。すべて独学で、仕事をしながらテキストを開いたり、過去問を解いて勉強していました。受験経験のある先輩が実技指導や出題傾向を教えてくれて合格できたので、私も後輩に先輩から教わった方法を伝えています。
 

2019年10月に開院した「介護医療院」で新たなスタートを切る

私が勤務している介護医療院は、2017年度末で廃止となった介護療養型医療施設に代わって新たに法定化された施設です。当院では2019年10月に開院しました。長期的な医療と介護の両方を必要とする高齢者を対象に、日常的な医学管理や看取りやターミナルケア等の医療機能と、生活施設としての機能を提供することを目的としています。私は介護医療院は患者様の生活の場であり、「それがたまたま医療機関だった」と考えています。患者様は容態が安定して一般病棟から移られてくる方が多いので、医療だけでなく日常生活の楽しさも提供したいと張り切っています。
 

支え合える仲間がいるから安心して働ける

介護医療院には看護師11人、介護士14人が配置されており、明るく楽しい雰囲気で60歳を過ぎても継続して働いてくれているスタッフもたくさんいます。スタッフの負担を軽減できるよう、業務の見直しや改善を行い、まずは定時に帰れるよう工夫しました。10月に開設されたばかりなので手探りで業務を行っている状況ですが、主任の立場としてスタッフが戸惑わないようサポートすることを心がけています。私を含めて4人いる介護主任は仲が良く、どこに異動しても相談に応じてくれる心強い存在です。
 

患者様からの「ありがとう」が仕事を続ける力になる

患者様からの「ありがとう」の言葉が励みになっています。それがなかったらこの仕事を続けることはできませんでした。食事を摂ったことを忘れてしまう認知症の患者様が、私の顔を覚えてくれていたり、「あなたに看取ってほしい」と言われたときは、涙が止まりませんでした。自分が関わることで「食欲がなかった方が食事を摂れるようになる」、「無表情の人に笑顔が戻る」、「無気力な人が元気を取り戻す」など、良い変化が現れると「次も頑張ろう」というモチベーションになります。
 

新人も未経験者も安心できる体制が整っています

介護の仕事として特別養護老人ホームや有料老人ホームなどを希望される方が多いですが、介護医療院も同様に生活を重視しています。またそれらの施設は医師が常駐していないことが多いですが、医療院は医療が身近にあるので、働く人にも利用する方にも安心感があります。プリセプターによる個々に適した指導を受けることができるので、未経験者でも大丈夫。随時、職場見学や職場体験を行っています。きっと気に入ってくれると思いますよ。
 
 

交通アクセス

〒811-0204
福岡県 福岡市東区 奈多1丁目4-1

病院から巡回バスあり

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