看護部長からのメッセージ
- 先輩から後輩へ受け継がれた優しさが
「寄り添う看護・介護」の原動力 -
看護部長 坂田 加代子
長崎県出身。福岡市内の急性期病院に勤務したのちに、1991年に東福岡和仁会病院に入職。2010年に4代目看護部長に就任し、今年で10年目を迎える。一人一人の人柄を理解したいと、丁寧な採用面接を心がけている。
子育てと仕事が両立できる「託児所」の存在が入職の決め手に!

当院の託児所は日中だけでなく夜間も預かってくれるので、安心して働くことができました。療養病床で高齢者の看護を行うことも、祖父母と一緒の大家族で育った私にはピッタリ。さまざまなご縁があり、気が付けば30年近く勤務しています。
寄り添う看護・介護が実践できているのが魅力

看護部長としての主たる役割は、人材育成や管理などの人事です。現場で働くことが好きだったので、看護部長になってからも外来や病棟の業務を行っていましたが、「私が現場に関わりすぎると他のスタッフがやりにくいかな?」と思うようになり、今はよほど困難な事例でない限り各師長に任せています。先輩たちが残してくれた看護部の良いところをしっかりと引き継いでくれているので、とても頼りになります。
一人一人の成長に合わせた育成で、新卒看護師卒後3年以内退職者ゼロを達成

看護学生の臨地実習も受け入れています。指導者となる看護師の言葉に耳を傾け、真剣に実習に取り組む姿に感動し、「優しい看護師に育ってほしい」と、母親のような気持ちで見守っています。当院の老年看護に対する姿勢に看護学校の教務の先生方より共感を頂き、療養病棟に適した方を推薦いただいています。その結果、新卒看護師の卒後3年以内退職者ゼロを達成するなど、目に見える効果もあらわれました。
働きやすさを求めて研修や勤務時間の見直しを図る

永年勤続者が多いことは大変ありがたいのですが、セカンドキャリア世代が増え、業務に負担が伴うようになってきました。できるだけ長く勤めていただけるように、これまでのような日勤と夜勤だけでなく、短時間OK、夜勤専従など、柔軟な労働条件も受け入れ、一人一人が可能な働き方を繋ぎ合わせて人材確保に努めています。
新しい風を吹き込んでくれる柔軟性のある方を求めています
高齢者が好きな人や、高齢者に優しく接することができる人が望ましいです。療養病床はのんびりと看護しているイメージがあると思いますが、実際に勤務するとイメージと乖離する部分もあります。当院では体験制度を導入していますので、入職前に雰囲気を掴むために、経験者であっても数日間体験することをお勧めします。勤続年数が長い職員が多いですが、新しい方を受け入れる柔軟性は忘れておりません。新しく勤務される方も、これまで培ってきた経験を活かしながら対応していただき、新風を吹き込んでほしいと願っています。患者様やご家族から「出会えてよかった」と喜んでいただける東福岡和仁会病院で笑顔に囲まれてみませんか。